「しなきゃ」の裏にある、あなたの気持ちは?

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こんにちは。
心理カウンセラーのあさです。

行動が習慣になっていると、
自分が「我慢している」ということに気づきにくいことがあります。

たとえば、
「長期休暇は実家に帰る」
「月に一度は友だちに会う」

こんなふうに、無意識に決めてしまっていることってありませんか?

「帰らなきゃいけない」
「会わなきゃいけない」

そうした思いが、いつの間にか“義務”のようになっていることがあります。

でも、それが当たり前になっているからこそ、
自分が本当は我慢していることに気づけなくなってしまう。
あるいは、感じないようにしている自分もいるかもしれません。

実は、「しなきゃいけない」という気持ちは、
「本当はしたくない」という気持ちと、ほとんど同じなんです。

一度、「しなきゃいけない」リストを作ってみるのもおすすめです。

そして、そのひとつひとつに、
「本当にそうしなきゃいけないの?」
「私は、それを自分の意思で選びたいと思ってる?」
と問いかけてみてください。

中には、「あれ、別にしなくてもいいかも」と思えるものがあるかもしれません。

そういったものを少しずつ手放していくことで、
心や体が軽くなるのを感じられると思います。

時間に余裕ができたり、気持ちにゆとりが生まれたり。
そのスペースに、やってみたかったことや、ただ休む時間を取り入れることが
できるようになります。

とはいえ、最初は罪悪感が出てくることもあるかもしれません。

「帰らなかったら親が悲しむかも」
「会わなかったら、友だちに嫌われるかも」

そんなふうに、他人の期待や評価を気にしてしまう気持ちが出てきたら、
それは「自分の気持ちよりも、相手を優先するクセ」があるのかもしれません。

でも、それに気づけたなら、それもまた一歩前に進んでいるということです。

気づいたその瞬間から、少しずつでもいいので、
自分の気持ちのほうに意識を向けてみてください。

「私は、どうしたい?」
「私は、どう感じてる?」

そんな問いを、自分にかけてあげることが、
「自分を大切にする」という第一歩になるのだと思います。