自分の感覚がわからなくなっているときに

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「自分がどうしたいのか」「何が好きなのか」
そんなふうに、わからなくなってしまうことってありませんか?

これって本当にやりたいこと?
これが本当に好きなこと?
そんなふうに考えているうちに、
心の声じゃなくて、ただの“思考”のような気がしてきてしまう――。

私自身、心理学を学んでからは
「自分はどうしたい?」と問いかけるようになりました。
でも、それが“心からの答え”なのか、“頭で考えた答え”なのか、
いまだにわからなくなることがあります。

でも、それって、ある意味で当然のことなんだと思うんです。
なぜなら――

他の人を優先してきた。
誰かのために頑張ってきた。

そんな経験があるからこそ、
自分の感覚がわかりにくくなってしまっているんですよね。

自分の気持ちを後回しにしてでも、
周りの人を大切にしてきた。
それって、本当にすごいことです。
だからこそ、そんな自分を責める必要はないんです。

大切なのは、
少しずつ、自分の感覚を取り戻していくこと。

おすすめの方法があります。
それは、いつもと少し違うこと」をしてみること。

たとえば、こんなふうに:

・いつもと違うカフェに入ってみる

・電車に乗らずに、1駅分だけ歩いてみる

・食べたことのない料理を作ってみる/食べてみる

そんな小さな刺激を与えることで、
ふっと、自分の感覚が戻ってくることがあります。

それでも、また「自分がわからない」と感じたら、
無理に答えを出そうとしなくても大丈夫です。

ほんの小さな“ときめき”や“違和感”に目を向けてみてください。
そこに、あなたの心の声が隠れているかもしれません。

それは、言葉にならないこともあります。

でもたしかに、心がふっと動いた――そんな瞬間なんです。

その気づきだけで、十分と思いませんか?